コロナ感染ベンチプレス12日間休みMAX165Kgが140Kgに


いつも見ているベンチプレッサーのみちのくベンチプレス研究所の研究員2号さんが、コロナに感染されて、ベンチプレスを12日間休まれ、コロナ前の練習時にはコンスタントにMAX155kg~165Kg程度は挙げておられたのがMAX140Kgになったという動画をUPされました。
ベンチプレスの奮闘の気持ちが凄く共感出来る研究員2号さん。どうやって戻されるのか今後楽しみに拝見し続けたいと思い、励ましの記事を書かせていただきました。
ベンチプレスが強くなりたいと思っている人には共感出来る内容が多く面白いので是非チャンネル登録した方が良いです。

ベンチプレスと体重の関係

私の思うベンチプレスと体重の関係は、毎日練習していても体重を減らせばMAX重量は落ちるし、体重を増やせばMAX重量は上がるのは当然のことだ。
今回の紹介した動画での、みちのくベンチプレス研究所の研究員2号さんも「体重が減ったのも原因」と言われているが、それにしても体重の減り加減から考えてもMAX重量が落ちすぎだ。
私の経験からいうと、ほぼ毎日ベンチプレスの練習をしながら体重を90kgから80Kgに10キロ減量した時にベンチプレスのMAX重量は10キロ下がった。
逆にいうと、ほぼ毎日ベンチプレスの練習をしながら体重を80kgから90Kgに10キロ増量した時にベンチプレスのMAX重量は10キロ上がった。
この時は体重を増やせばMAX重量が上がるので楽しくて楽しくて、もっと増量、もっと増量と頑張って食べまくっていた。
体重が増えるごとにMAX重量が上がるのは楽しかったが、気が付くとお腹がどーんと出ていたので見た目が悪く、減量を決断して最終的に14キロの減量を半年間かけて成功させたが、結局、MAX重量は15キロ落ちた。
体重1キロ増やすとMAX重量も1キロ増える。逆に体重を1キロ減らせばMAX重量も1キロ減るという感覚になった。
もちろん、誰にでも当てはまる事は無いでしょうし、その人の適正体重を下回ればグンとMAX重量は落ちるでしょう。そして体重を増やせばMAX重量も無限に伸びていく事も無いでしょう。
そして体重を増やせばMAX重量が伸びるというのは、毎日練習をしていてこそ伸びるものであり、ベンチプレスの練習無しではMAX重量が伸びる事は無い。

ベンチプレスの練習頻度の関係

ベンチプレスの練習頻度はどれくらいが良いかという問題があります。
もちろん、年齢や身体能力、その人の体力など人それぞれですが、1週間に1度では足りないのは明確です。
MAX重量を増やすには出来るだけ毎日練習が好ましいですが、その人の身体能力に応じて練習量や休息日を調整して最大限に練習するのが良いのですが、自分で自分の練習量がオーバーワークなのか足りていないのかのかの判断は難しいのですが、その調整が上手く出来て、素質の有る人が継続出来ると結果の出るベンチプレッサーになれます。
今回、みちのくベンチプレス研究所の研究員2号さんの動画を見て思ったことが「このスポーツは他の球技や陸上競技などと違い、練習を怠るとガクンと極端に記録が落ちる競技だな」と思いました。1週間サボると取り返すのに1週間かかる。なんて言われますが、ベンチプレスのMAX重量の場合は1週間では取り戻せないのではないでしょうか。
1週間、10日間ほどサボると急激に筋肉が落ちる訳でもないし、急激に技術が落ちる訳でもなのに、MAX重量は急激に落ち、なかなか戻りません。これは神経系の何かが急激に衰えるのでしょう。
上手く表現出来ませんが、技術、筋肉とは違う「筋力」が急激に落ちるのでしょうね。

技術・筋肉・筋力とベンチプレスの関係


ベンチプレスは技術・筋肉・筋力と3つが揃わないと人より重い重量は上がりません。
技術には限界が無く、どこまでも追求しないといけません。筋肉量は階級によって調整しないといけない部分もあります。一番難しいのが筋力です。小さな筋肉で大きなパワーが出る方が大会では有利です。
では、どうすれば筋力が伸ばせるのかは現在の科学では日々の積み重ねしかありません。昔は根性論でやればやるほど伸びるという練習がどの競技でも多かったですが、現在はやり過ぎずに頑張って効率よく練習するという方法です。
その「練習のし過ぎ」と「練習が足りない」の丁度良い加減が難しいのです。
どこを目指すのかにもよりますが、目指す所の丁度良い加減を自分で見つけて日々積み重ねていく事が出来ればベンチプレスが強くなっていきます。
どんな競技でもそうですが、素質+正しい練習方法+正しい練習量+継続が大切ですね。

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