ベンチプレスの才能と努力の話し

ベンチプレスで高重量を挙げるには必ず才能と努力が必要だ。
児玉さんには、日本一の才能が有り、日本で一番努力もされている。
だから、日本一のベンチプレッサーだ。他の階級のチャンピオンも同じだ。
だが、一般の我々は日本一のベンチプレッサーにはなれない。
なぜなら、才能が無く、努力が足りないからだ。
才能と努力
上の図は才能✕努力の計算方法です。(昔、島田紳助さんが話していた内容を表にしたものです。)
例えば、才能5点✕努力5点=25点がMAXの成果点です。児玉さんのベンチプレスは25点とします。
才能が3点しか無い人が、いくら努力しても、才能3点✕努力5点=15点にしかなりません。
才能が3点しか無い人は、児玉さんの25点には、いくら努力しても勝てません。
では、児玉さんの倍の努力をしたら勝てるのか?と言うと(児玉さんがどれだけ練習しているのか分かりませんが)物理的に1日の練習時間も体力的に無理だし、怪我、故障をして出来る訳がありません。
「努力すれば、いつかは必ず報われる」なんて言葉もありますが、現実問題、嘘です。
自分の才能と努力を目指す最高点の人と比較しないと、とんでもない無駄な努力になります。
ただ、日本1番になるか?地域で1番になるか?仲間内で1番になるかで5点の才能も努力も変わってきます。
 
これは、ベンチプレスだけに限りません。
才能の無い仕事を選ぶと損です。生涯年収で大きな差が出てきます。
才能の有る方面の仕事をしましょう。
子供にも、どんな才能が有るのか出来るだけ早く見つけ出してあげて、その方面を伸ばす習い事や学校、大学、就職に役立ててあげましょう。

ベンチプレスの才能

ベンチプレスの才能は、まずベンチプレスをやってみないと分かりません。
私の場合は、体重70数キロで、初めてベンチプレスを行った時にMAX40キロから、半年掛からずに100キロを挙げる事が出来ました。
才能が有ると思いました。が、今は日本中のベンチプレッサーを見ると才能が無いと気付きました。。。
現在、フォーミュラー係数は100は超えるのですが、日本で1番にはほど遠いのです。
才能の有る方はベンチプレス歴が数年でチャンピオンになる方もいます。そんな人が羨ましいです。
ただ、才能の有無だけがベンチプレスではありません。自分が楽しめれば他人との比較は関係が無いのです。

ベンチプレスの努力

ベンチプレスが強くなるには当然、努力が必要です。
ただ、「効率的な努力」と「無駄な努力」があります。
誰もが、「自分は効率的な努力をしている」と思いながらベンチプレスの練習を行います。
だって、無駄な努力と思っている事は誰もしません。
しかし、そこが落とし穴で、「もっと効率的な練習」「更に効率的な練習」を目指して努力を行わなくてはいけません。
その努力の方法は100人いれば100種類の方法があるように、その人に合った努力の方法があります。
私も昔を振り返ると、その時は効率的だと思っていましたが、今となっては無駄な努力をしていました。
それは、努力の方法がドンドンとアップデートされて良い方向に向かっている証拠です。
寄り道をして、失敗して、良い方向に向かって努力をするものです。
ベンチプレスに限らず、人生もそんなものですよね。

ベンチプレスの才能と筋力を計るには

ベンチプレスの才能を数値化するフォーミュラー係数という計算式があります。
コチラは自動でフォーミュラー係数を計算するツールです。
一度、ご自身のベンチプレスの才能と筋力を計算して試してみてください。

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